沖縄県の南部にある南風原町(はえばるちょう)――。その中に喜屋武(きゃん)という集落がある。人口わずか1000人ほどの小さな喜屋武で繰り広げられる綱引きは喜屋武の人による喜屋武の人のための綱引きである。
ふだんは静かな集落が、綱引きの夜には熱く燃え上がる。その激しさから喧嘩綱引きとの異名を持つ喜屋武の綱引きの様子や歴史をこのサイトで紹介したい。